May 18, 2025
Series: Power Source
Speaker: Maki Umakoshi
Book: Romans
「信じるだけで救われる」と聞いたとき、みなさんはどんな疑問を持ちますか?「じゃあ、罪をどれだけ犯しても赦されるの?」「努力しなくても救われるなら、真面目に生きる意味ってあるの?」「救われない人がいるなら、それは神の失敗なのでは?」――ローマ書3章では、こうしたよくある誤解や批判に対して、パウロがはっきりと答えています。救いは確かに神の恵みによって、信仰だけで与えられますが、それは決して軽いものではありません。イエス・キリストが十字架で命をもって代価を支払ってくださったから、私たちは無償で義と認められたのです。
May 11, 2025
Series: Power Source
Speaker: Maki Umakoshi
Book: Romans
福音(良い知らせ)を本当に理解するためには、まず「自分が救いを必要としている存在である」という事実、つまり「悪い知らせ」を受け入れなければなりません。ローマ書1章では、聖書が示す二つの罪の形が描かれています。一つは、神の存在や真理を知りながらそれを押さえ込み、偶像礼拝や様々な不義に走る姿。もう一つは、他人の罪を裁きながら自分の罪には目をつぶる偽善の姿です。教会とは、罪を容認する場でも、人を裁き合う場でもなく、罪を抱える者たちがイエス・キリストの恵みによって少しずつ変えられていく場所なのです。
May 4, 2025
Series: Power Source
Speaker: Maki Umakoshi
Book: Romans
今日から「パワーソース」というタイトルで、ローマ書の新シリーズが始まります。この手紙を書いたパウロは、福音とは何かをはっきりと語っています。福音は、私たちの努力や良い行いではなく、神の力によって与えられる救いの知らせです。当時、ユダヤ人と異邦人の間で緊張があったローマの教会に、パウロは「信仰によって生きる」という真理を伝え、キリストにあって一つになるように励ましました。信仰とは、自分の力ではなく、神にゆだねること。今もこの福音の力が、私たちに語りかけています。
April 20, 2025
Series: Standalone
Speaker: Maki Umakoshi
Book: Romans
「頼んでもいないのに、なんでイエスは私のために死んだの?」そんなふうに思ったこと、ありませんか?実は、そこにこそキリスト教のいちばん大事なメッセージがあるのです。そして、その愛が本物だったという証拠が「復活」にあります。
April 13, 2025
Series: Deep Water
Speaker: Maki Umakoshi
Book: Genesis
「自分の力でなんとかしよう」と頑張りすぎて、かえってうまくいかなかった経験ありませんか?創世記11章に出てくるバベルの塔の物語には、まさにそんな人間の姿が描かれています。人々は力を合わせて、高い塔を築き、自分たちの名を上げようとしました。しかし神は、その高慢な心をみて、言葉を混乱させ、人々を地の全面に散らされました。私たちも気づかないうちに、自分の心の中にバベルの塔のようなプライドを築いてしまうことがあります。神は、そうした心を静かに砕き、へりくだることの大切さを教えてくださる方です。このメッセージを通して、私たち自身の姿をもう一度見つめ直してみませんか。
April 6, 2025
Series: Deep Water
Speaker: Maki Umakoshi
Book: Genesis
創世記9章〜10章を通して、ノアの息子ハムが父の裸を見て嘲笑った出来事に注目し、「恥」と「裸」というテーマを掘り下げます。聖書が語る「裸」とは、単なる肉体的なものではなく、罪によって神の前にさらされる人間の状態を表しています。イエス・キリストは、私たちのその裸の恥を十字架で背負い、私たちに救いの衣を着せてくださいました。このメッセージを通して、どんな過去や恥を抱えている人も、神の愛によって覆われ、赦される希望があることを考えましょう。
March 16, 2025
Series: Deep Water
Speaker: Maki Umakoshi
Book: Genesis
最近、なんだか人生が思い通りにいかないな…とか、先が見えなくて不安になることありませんか?嵐の中にいるような気分になること、きっと誰にでもあると思います。今回は創世記8章から、そんなときでも「神はちゃんとあなたを覚えていてくれる」という希望のメッセージをお届けします。ノアのように、自分では舵を取れなくても、神に委ねることで心に平和が生まれ、新しい一歩を踏み出せるのです。
March 9, 2025
Series: Deep Water
Speaker: Maki Umakoshi
Book: Genesis
ノアの時代、人々は自由に生きていましたが、そこに平和はなく、道徳は崩壊していました。神は120年の猶予を与えましたが、人々は悔い改めず、ついに洪水が訪れました。ノアとその家族だけが方舟に乗り、救われました。今日、私たちも同じ問いを突きつけられています。「神のいる嵐を選ぶか、神のいない自由を選ぶか?」イエス・キリストこそが私たちの方舟。あなたは、その方舟に乗る準備ができていますか?
March 2, 2025
Series: Deep Water
Speaker: Maki Umakoshi
Book: Genesis
「Deep Water」シリーズの第一回として、創世記6章に記されたノアの生涯に焦点を当てます。人間が罪に溺れ、道徳が崩壊していく暗黒時代の中で、神は120年の猶予を与え、悔い改めを待たれました。しかし、人々はその警告を無視し、最終的にノアとその家族だけが神に従いました。ノアは忠実に神の言葉に従い、大きな方舟を建てるという使命を果たしました。私たちも、今目の前にある神が与えた仕事や使命に忠実に生きることが大切です。あなたにとっての「方舟作り」は何でしょうか?今週、そのことを考え、神の忍耐と導きに応える歩みをしていきましょう。